デジタルトランスフォーメーションとは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することです。たとえば、デジタライゼーションで受注データが全てデジタル化され、蓄積された受注データを分析して顧客のニーズを把握して、受注を待つのではなく企業側から顧客に提案するような仕組みを構築する、というようなことです。または、営業、受注、在庫、物流、財務等のすべての企業活動をデジタルでつなげ、劇的に生産性を高め、働き方そのものを変革してしまう、というようなこともあるでしょう。大企業であれば独自のシステムを構築することも可能でしょうが、中小企業の場合では財務的に厳しいものがあります。しかし、CLOUDサービスを利用すれば可能です。現在多くのCLOUDサービスが提供されており、ほとんどの業務で利用可能なサービスが提供されています。ここでポイントなるのが、実現したい改革にフィットするCLOUDサービスを見つけ、さらに、自社業務をCLOUDサービスに適用させる、能力です。多くの中小企業では、適切にCLOUDサービスを見つけることも、CLOUDサービスに自社業務を適応させることも、「難しい」というのが現実でしょう。