デジタイゼーションとはデジタル化のこと。 今まで紙とハンコで進めてきた業務をペーパーレス化する、というように、アナログなものをデジタル情報として扱えるようにすることです。DXを進めるためには欠かせない取組です。実際、多くの小規模企業では、これがスタートになるのではないでしょうか。

たとえば、「手書きの発注書をFAXで受ける(または、送る)」ような作業を、「EXCELの発注データをメールで受ける(または、送る)、ような取組がデジタイゼーションです。

紙ではなく、データで情報を送受信することが、次のステップであるデジタライゼーションに繋がるのです。逆に、紙のままではデジタライゼーションに進むことはできません。

デジタイゼーション→デジタライゼーション→デジタルトランスフォーメーションという3つのステップのなかで、このデジタイゼーションのステップが昔ながらのやり方で仕事をしている会社(そして、会社員)にとって、最もハードルの高いところです。多くの社員は「これまでの仕事のやり方」は変えたくありません。このデジタイゼーションができるかどうかが、DXに進めるかどうかのカギとなります。